未知標 / 鴉
- 半身創痍 ★
- 夢 ★
- 雨上がりのジルバ ★
- 待っていてください
- 巣立ち ★
- 小さな手
- 今日モ旅路ハ雨模様
- 向かい風 ★
- 安物の私達
- 風のメロディ
- 黒髪ストレンジャー ★
- かわず ★
- 時の面影 ★
- 未知標 ★
(★は好きな曲)
3人組ロックバンド(いまは2人らしいが)、鴉の2010年発売1stフルアルバム。
「叫んでる曲聴きてぇな!」と思って探していたら、動画サイトで"黒髪ストレンジャー"を見つけてハマった。
どこか懐かしさを感じるメロディに、近野氏の絶叫を伴った高音ヴォーカルが刺さる。
14曲と盛りだくさんだけど、1曲がコンパクトなのでダレない。
ほとんどどこかで必ず絶叫してるけど、意外と叫ぶのが少ないバラードが胸に沁みる。
このアルバムじゃないけど、"曇りなき私"ってバラードが凄くいい。
「疾走感」「懐かしいメロディ」「シャウト」全部欲しい人は鴉。
好きな曲を選ぶのが難しいくらい好きだけど、3曲選ぶなら"巣立ち"、"黒髪ストレンジャー"、"時の面影"かな。
triple joker / T.M.Revolution
- 蒼い霹靂 ★
- OH! MY GIRL, OH MY GOD! -MORNING SURPRISE MIX- ★
- WHITE BREATH -MORE FREEZE MIX- ★
- O.L ★
- MID-NITE WARRIORS ★
- LEVEL 4 -LEVEL→V MIX- ★
- Slight faith
- MinD ESCAPE
- Joker -G CODE MIX- ★
- Twinkle Million Rendezvous ★
- HIGH PRESSURE -MORE HEAT MIX- ★
- JUST A JOKE
(★は好きな曲)
バラエティでもよく見かけるT.M.Rこと西川貴教氏の3rdアルバム。'98年発売。
とにかくこの当時西川氏の人気は半端じゃなかった。
紫の裸スーツでマフラーを振り回して歌うPVは、今見ても斬新。バカにしてるわけじゃない。
俺は当時、同級生から「CD交換しようぜ!」と言われ、俺が持っていたSMAPの『夜空ノムコウ』と、同級生の『WHITE BREATH』を交換したのだ。
結果的には良かったなぁと今になって思う。有難う荒川くん、俺は今でもT.M.Rが好きです。
アルバムを買うほどの小遣いは当時もらってなかったので、同級生と交換したシングルの2曲(M-2, 3)をとにかくずっと聴いてたので、アルバムを初めて聴いてその2曲が流れてきた時は、何か実家のような安心感があった。
有名な曲目当てでアルバム買って、聴き始めてその曲が流れてくると変な安心感を覚えるんだけど、分かる人いるかな…
今となっては、この作品自体が前述の「実家」になってしまったくらい聴き込んだ。
まぁーとにかく聴きやすい作品。シングル3曲+後にシングルカット1曲入ってるだけあって、当時の人なら1曲も知らないってことは、そうないんじゃないかな。
西川氏の歌も勿論、作詞の井上秋緒女史の詞も印象的。
M-1の歌詞なんて、思わず愛とか恋とか漢字で書いちゃったもんな。本当に下心や!とか言って。
T.M.R作品は、8thの"vertical infinity"までは買って聴いてたけど、個人的な感覚だと、その辺りの作品から、凄く曲が硬質になった感じがするんだよな…
少なくとも、"とめどなさそうなボクら"とか"Salsa Bazaar"みたいな曲はもうやらないんだなぁ〜と、ちょっと寂しくなった。
abingdon boys schoolも期待してたんだけど、空中分解しちゃったなぁ…残念。
それはともかく、この3rdはT.M.Rをベスト以外で聴くなら一番にお勧めしたい作品です。
ROENTGEN / HYDE
- UNEXPECTED
- WHITE SONG
- EVERGREEN ★
- OASIS
- A DROP OF COLOUR ★
- SHALLOW SLEEP ★
- NEW DAYS DAWN
- ANGEL'S TALE
- THE CAPE OF STORMS ★
- SECRET LETTERS ★
(★は好きな曲)
L'Arc〜en〜Cielのヴォーカリスト、HYDEのソロ1stアルバム。
この作品以降のHYDEソロはギターロックって感じだけど、この作品だけは以降のソロ作ともラルクとも違う、孤高の世界観を築いてる。
まずは、音数が少ないというのが一番最初に感じた。
また、ほぼ全編スロー〜ミドルテンポの曲で、統一された作風だなぁと。
HYDEの歌も、低〜中音域メインで、高音はラルクに比べて少ないかな?
David Sylvianから影響を受けてるみたいだけど、俺はこの方の曲は"Forbidden Colours"しか知らない。
とにかく静かな世界の中で、HYDEの歌声を堪能できる。
シングル3曲は勿論だけど、本人出演映画の主題歌M-9や、『アンネの日記』に影響を受けたM-10、あとはサックス(だよな…?)が印象的なM-6が好きかな。
深紅なる肖像 / 椿屋四重奏
- ぬけがら
- 終列車
- 成れの果て ★
- 硝子玉
- 春雨よ ★
- 道づれ ★
- 空中分解 ★
- 小春日和 ★
- 一刹那
- 嵐が丘 ★
(★は好きな曲)
椿屋四重奏の、'04年発表の1stアルバム。
大学時代、住んでいたアパートの最寄のツタヤで、ジャパニーズロック特集を組んでいたのだけど、その中で椿屋も取り上げられていて、気になって当時借りて聴いた。
その時は「ふ〜ん、中々いいんじゃね」くらいの感想だったのだが、数年後に再び聴く機会があり、そこでどハマりしてしまい、アルバムを全作品揃えることとなった。
椿屋四重奏と言えば何と言っても、曲から漂う、艶やかさ、怪しい感じが特徴。
更にこの1stと、前作のミニアルバムは、歌詞も古語(?)使ったりしてるし、「和」の要素を前面に押し出してる。
更になんというか、ヒリヒリする感じ。曲から漂う緊迫感みたいなものを感じる。これは前作のミニアルバムもそうかな。
どの曲が好きと言われると、選曲に困るくらいどれも好きなんだけど、1曲選ぶならM-8かなぁ。
M-6, 7と激しい曲が続いた中でこの曲が流れた時の視界が開ける感じ、たまらん。
これ以降の椿屋は少しずつ歌謡曲ちっくに変遷して行くんだけど、個人的には初期の路線の方が好きかなぁ…
それでも、"恋わずらい"や"シンデレラ"、アルバムの曲だと"流星群"とか大好きだな。
TITLE / ストレイテナー
- SAD AND BEAUTIFUL WORLD ★
- PLAY THE STAR GUITAR ★
- 泳ぐ鳥 ★
- TENDER [TITLE Version] ★
- REBIRTH
- STILLNESS IN TIME ★
- AGAINST THE WALL
- LOVE RECORD
- REMINDER
- AMAZING STORIES
- EVERGREEN
- KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix] ★
(★は好きな曲)
ストレイテナーの'05年発売の2ndアルバム。
大学時代、友人に勧められて借りて聴いたが、ブイブイ鳴ってるベースと、ヴォーカルのホリエ氏のカッチョいい声に、一目…いや一耳惚れした。
時は過ぎ10余年、久し振りに聴きたくなり買って聴いてみたが、今聴くと、後半一気に落ち着くね。
あとは、意図的にか分からないけど、似た曲調が多いかな?という気もする。
歌詞カードでの扱いや、前曲との曲間を鑑みても、M-12はボーナストラック扱いなのかな?
この曲だけ、アルバムの中だと異彩を放ってる。
この曲はとても好きなんだけど、シングルのアレンジの方が、シンプルでもっと好きかもなぁ。
ただ、何曲かの歌詞での共通点があったり、そういう仕掛けは好き。
M-8の歌詞で「泳ぐ鳥」ってワードが出てきたり、あと「レコード」も何曲かに出てきたっけな?
M-1〜4, 6〜8, 11, 12が好きかな。ってほとんど全部や。
後半一気に落ち着くと書いたけど、前半でヴォルテージを上げた分、後半で冷まして、最後で爆発する、みたいな流れだと考えると、それはそれでありなのかなと思う。
深海 / Mr.Children
- Dive
-
シーラカンス ★
-
手紙 ★
-
ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~ ★
-
Mirror
-
Making Songs
-
名もなき詩 ★
-
So Let's Get Truth
-
臨時ニュース
-
マシンガンをぶっ放せ ★
-
ゆりかごのある丘から
-
虜
-
花 -Mémento-Mori- ★
- 深海 ★
(★は好きな曲)
96年発表の、Mr.Childrenの5thアルバム。
当時"シーソーゲーム"や"Tomorrow Never Knows"など大ヒットを飛ばしていた中、相反した暗い作風になっている。
一部の曲はシームレスになっており、コンセプトアルバム的な作品。
当時、ヴォーカルの桜井さんはかなり精神的に病んでいたようで、それが表れている。
俺が聴いたのは、既に発売から10年近く経った後、「名もなき詩が聴きたいな!」と思って買った。
このアルバムは「一枚丸々聴かせる」のが上手だなぁと思う。
合間に差し込まれるSEも、次曲を引き立てる良い役割をしてると思う。
M-6,7なんかの繋がりは特に。
明るい作品ではないので、ミスチルにそういうのを求める人には向かない。