深紅なる肖像 / 椿屋四重奏
- ぬけがら
- 終列車
- 成れの果て ★
- 硝子玉
- 春雨よ ★
- 道づれ ★
- 空中分解 ★
- 小春日和 ★
- 一刹那
- 嵐が丘 ★
(★は好きな曲)
椿屋四重奏の、'04年発表の1stアルバム。
大学時代、住んでいたアパートの最寄のツタヤで、ジャパニーズロック特集を組んでいたのだけど、その中で椿屋も取り上げられていて、気になって当時借りて聴いた。
その時は「ふ〜ん、中々いいんじゃね」くらいの感想だったのだが、数年後に再び聴く機会があり、そこでどハマりしてしまい、アルバムを全作品揃えることとなった。
椿屋四重奏と言えば何と言っても、曲から漂う、艶やかさ、怪しい感じが特徴。
更にこの1stと、前作のミニアルバムは、歌詞も古語(?)使ったりしてるし、「和」の要素を前面に押し出してる。
更になんというか、ヒリヒリする感じ。曲から漂う緊迫感みたいなものを感じる。これは前作のミニアルバムもそうかな。
どの曲が好きと言われると、選曲に困るくらいどれも好きなんだけど、1曲選ぶならM-8かなぁ。
M-6, 7と激しい曲が続いた中でこの曲が流れた時の視界が開ける感じ、たまらん。
これ以降の椿屋は少しずつ歌謡曲ちっくに変遷して行くんだけど、個人的には初期の路線の方が好きかなぁ…
それでも、"恋わずらい"や"シンデレラ"、アルバムの曲だと"流星群"とか大好きだな。