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The Wasteland / NOCTURNAL BLOODLUST

 

The Wasteland 初回出荷限定盤デジパック仕様

The Wasteland 初回出荷限定盤デジパック仕様

 

 

  1. The Wasteland
  2. FACELESS ★
  3. PROPAGANDA
  4. REM
  5. Left behind ★
  6. Feel myself alive ★

 

 

今年、堂々の復活を果たしたNOCTURNAL BLOODLUSTの6枚目のミニアルバム。

配信シングルの"Life is Once"、"ONLY HUMAN"、"Reviver"は収録されず、全曲新曲でのリリース。

3曲はフルアルバムに持っていくのかな…?

とりあえず一聴して思ったのは、ギターの音がめちゃくちゃ重い。

あと、今まで(Cazqui、Daichiが在籍していた時)はサビで急に歌謡曲っぽさと言うか、有り体に言うとV系っぽいメロディになる曲が多かったんだけど

今作はそう言う曲も少なくて、変なツギハギ感はない。あれはあれで好きだったけど。

やっぱり、ノクブラが一時V系路線になったのは、Cazquiの影響なのかなぁ。今のアーティスト写真は全然V系じゃないし。

 

MVも制作された"FACELESS"は、今までのノクブラを聴いてきた人なら、とっつき易い曲だと思う。

"PROPAGANDA"は新ギタリスト・Yu-taroの本作唯一の作曲。今作で一番ヘヴィなんじゃないかな?凄く"洋楽メタル感"がする。2分20秒辺りの、尋のピッグスクイールがいい感じ。

"REM"は優しめのイントロから始まりゴリゴリのメロ、そしてノリノリのサビと曲展開が面白い曲。個人的なイメージは"陽キャっぽい曲"。

"Left behind"は、今作の中でもクリーン成分の多い歌モノで、かなり聴きやすいと思う。

最後の"Feel myself alive"はバラード曲。

バラードと言っても、"Aster"のような切なさ全開のバラードではなく、雄々しさというか、力強さを感じるロックバラード。

サビの"my voice is not dead yet"のフレーズもそうだし、絶望からの復活、というのが歌詞のテーマのよう。

メインコンポーザーが変わって曲調がどうなるか不安だったけど、その不安を吹き飛ばす快作だと思う!

Cazqui/Daichi在籍時のV系感があった方が好きな人は、今作はかなりそういう色は抜けてると思うので、苦手かもしれない。

個人的にはこの方向性も大いに結構!フルアルバムも期待してます。