The Wasteland / NOCTURNAL BLOODLUST
- The Wasteland
- FACELESS ★
- PROPAGANDA
- REM
- Left behind ★
- Feel myself alive ★
今年、堂々の復活を果たしたNOCTURNAL BLOODLUSTの6枚目のミニアルバム。
配信シングルの"Life is Once"、"ONLY HUMAN"、"Reviver"は収録されず、全曲新曲でのリリース。
3曲はフルアルバムに持っていくのかな…?
とりあえず一聴して思ったのは、ギターの音がめちゃくちゃ重い。
あと、今まで(Cazqui、Daichiが在籍していた時)はサビで急に歌謡曲っぽさと言うか、有り体に言うとV系っぽいメロディになる曲が多かったんだけど
今作はそう言う曲も少なくて、変なツギハギ感はない。あれはあれで好きだったけど。
やっぱり、ノクブラが一時V系路線になったのは、Cazquiの影響なのかなぁ。今のアーティスト写真は全然V系じゃないし。
MVも制作された"FACELESS"は、今までのノクブラを聴いてきた人なら、とっつき易い曲だと思う。
"PROPAGANDA"は新ギタリスト・Yu-taroの本作唯一の作曲。今作で一番ヘヴィなんじゃないかな?凄く"洋楽メタル感"がする。2分20秒辺りの、尋のピッグスクイールがいい感じ。
"REM"は優しめのイントロから始まりゴリゴリのメロ、そしてノリノリのサビと曲展開が面白い曲。個人的なイメージは"陽キャっぽい曲"。
"Left behind"は、今作の中でもクリーン成分の多い歌モノで、かなり聴きやすいと思う。
最後の"Feel myself alive"はバラード曲。
バラードと言っても、"Aster"のような切なさ全開のバラードではなく、雄々しさというか、力強さを感じるロックバラード。
サビの"my voice is not dead yet"のフレーズもそうだし、絶望からの復活、というのが歌詞のテーマのよう。
メインコンポーザーが変わって曲調がどうなるか不安だったけど、その不安を吹き飛ばす快作だと思う!
Cazqui/Daichi在籍時のV系感があった方が好きな人は、今作はかなりそういう色は抜けてると思うので、苦手かもしれない。
個人的にはこの方向性も大いに結構!フルアルバムも期待してます。