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月光蟲 / 筋肉少女帯

 

月光蟲

月光蟲

 

 

  1. 風車男ルリヲ ★
  2. 少年、グリグリメガネを拾う ★
  3. デコイとクレーター
  4. サボテンとバントライン (Remix) ★
  5. 夜歩くプラネタリウム人間 ★
  6. 僕の宗教へようこそ (Welcome to my religion) ★
  7. 悲しきダメ人間
  8. 少女の王国 ★
  9. イワンのばか ★
  10. 少女王国の崩壊

(★は好きな曲)

筋肉少女帯の'90年発売の5thアルバム。

よく初期筋少の最高傑作と評される本作だけど、例に漏れず俺も今作にやられてしまった。

思えば俺が始めて筋少を知ったのは、漫画「るろうに剣心」の作者・和月伸宏氏が、コミックス内のフリートークで度々名前を挙げていたところからだった。

氏の作品「武装錬金」では、その筋少ファンぶりが作中によく見られてたなぁ。

ロック〜プログレ〜メタル〜ハードコアとジャンルレスな作風なのは変わらずだけど、今作のオーケンの詞世界の猟奇っぷりが素晴らしい!

誰かが言ってたけど、江戸川乱歩の世界みたい。風車男とか、乱歩の中に出てきそうな名前だもんな。タイトルの『蟲』も、乱歩を想起させるとか、どうとか…

弾き語り風からメタルに疾走する、猟奇じみた歌詞が特徴な"風車男ルリヲ"(「首がないんだよ」の辺りは、初めて聴いた時は鳥肌がたった)

これもまた歌詞が不気味な、ポップなハードロック"少年、グリグリメガネを拾う"

シングルリリースもされた"サボテンとバントライン"、

カッティングが特徴的な、ツインヴォーカル曲"夜歩くプラネタリウム人間"

女性ヴォーカルは、久保田安紀さんと言う方らしい。恥ずかしながら初めて知りました。

疾走するメタル曲"イワンのばか"など、名曲・代表曲多数。

筋少のアルバムは4〜5枚しか聴いてないけど、最初に勧めるなら今作…は勧めないかなぁ。

最初に勧めるなら"新人"かな…

俺が聴いた中では、今作と"レティクル座妄想"はマストバイな作品かな!