月光蟲 / 筋肉少女帯
- 風車男ルリヲ ★
- 少年、グリグリメガネを拾う ★
- デコイとクレーター
- サボテンとバントライン (Remix) ★
- 夜歩くプラネタリウム人間 ★
- 僕の宗教へようこそ (Welcome to my religion) ★
- 悲しきダメ人間
- 少女の王国 ★
- イワンのばか ★
- 少女王国の崩壊
(★は好きな曲)
筋肉少女帯の'90年発売の5thアルバム。
よく初期筋少の最高傑作と評される本作だけど、例に漏れず俺も今作にやられてしまった。
思えば俺が始めて筋少を知ったのは、漫画「るろうに剣心」の作者・和月伸宏氏が、コミックス内のフリートークで度々名前を挙げていたところからだった。
氏の作品「武装錬金」では、その筋少ファンぶりが作中によく見られてたなぁ。
ロック〜プログレ〜メタル〜ハードコアとジャンルレスな作風なのは変わらずだけど、今作のオーケンの詞世界の猟奇っぷりが素晴らしい!
誰かが言ってたけど、江戸川乱歩の世界みたい。風車男とか、乱歩の中に出てきそうな名前だもんな。タイトルの『蟲』も、乱歩を想起させるとか、どうとか…
弾き語り風からメタルに疾走する、猟奇じみた歌詞が特徴な"風車男ルリヲ"(「首がないんだよ」の辺りは、初めて聴いた時は鳥肌がたった)
これもまた歌詞が不気味な、ポップなハードロック"少年、グリグリメガネを拾う"
シングルリリースもされた"サボテンとバントライン"、
カッティングが特徴的な、ツインヴォーカル曲"夜歩くプラネタリウム人間"
女性ヴォーカルは、久保田安紀さんと言う方らしい。恥ずかしながら初めて知りました。
疾走するメタル曲"イワンのばか"など、名曲・代表曲多数。
筋少のアルバムは4〜5枚しか聴いてないけど、最初に勧めるなら今作…は勧めないかなぁ。
最初に勧めるなら"新人"かな…
俺が聴いた中では、今作と"レティクル座妄想"はマストバイな作品かな!