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音楽の感想・レビューを書くブログ。

最近聴いたアルバムの感想

Metropolis, Pt. 2: Scenes from a Memory / Dream Theater

Metropolis Part 2: Scenes from a Memory

Metropolis Part 2: Scenes from a Memory

  • アーティスト:Dream Theater
  • 発売日: 1999/10/22
  • メディア: CD
 

以前売りに出してしまったので、再び購入。

うむ、やはり素晴らしい。

"The Spirit Carries On"まで来た時の昂りは堪らんな。

DTは"Octavarium"までは追いかけてたけど、繰り返し聴きたいと思うのは、これと"Images & Words"だけかなぁ…

 

Keeper of the Seven Keys, Pt. II / Helloween

Keeper of the Seven Keys Pt. 2

Keeper of the Seven Keys Pt. 2

  • アーティスト:Helloween
  • 発売日: 2006/02/07
  • メディア: CD
 

所謂ジャーマンメタル(パワーメタル?)の名盤と語り継がれる作品。

"Eagle Fly Free"はサビでシンガロングしたくなるな。

他、"You Always Walk Alone", "Rise and Fall", "Dr. Stein", "I Want Out"なんかも好きかな。

ちなみにPt1は聴いてません。

この辺りのメタルのサブジャンルは一時期、ネット上で軽視・蔑視されてた気がするけど、やっぱりいいものはいいよ!

 

Korn / Korn

KORN

KORN

  • アーティスト:KORN
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: CD
 

ニューメタルのパイオニア的バンドの1st。

う〜ん…俺には合わなかったぁ〜。

嫌いではないんだけど、全部同じ曲に聴こえてきちゃうな…

ベースのバキバキ感と、ギターの変な音出す感は結構好き。

 

Crack the Skye / Mastodon

Crack the Skye

Crack the Skye

  • アーティスト:Mastodon
  • 発売日: 2009/03/24
  • メディア: CD
 

これは結構当たりだった!

マストドンはアルバム"Blood Mountain"と、"Blood and Thunder"しか知らないんだけど、今までは雄叫びのような歌い方だったのが、ちゃんと歌ってる!

突進されるようなスピード感のある曲は減ってるけど、これはこれでアリ!

もっと聴き込もうと思う。

 

Blackwater Park / Opeth

BLACKWATER PARK

BLACKWATER PARK

  • アーティスト:OPETH
  • 発売日: 2006/06/02
  • メディア: CD
 

これもメトポリ2と同じく、買い直し。

今になって聴き直すと、完成度やべーわ。

動〜静〜動のパートの移り変わりが堪らん。

また、その静パートのメロウさったらない。

ミカエルの声も素敵。デスヴァイスはディープだし。

あと、なんと言えばいいのか、"The Drapery Falls"の最初の方みたいな、寒々しさを感じるようなギターの音が良い。

他のアルバムも漁ってみようかな!

 

Rage Against the Machine / Rage Against the Machine

Rage Against the Machine-XX (20th Anniversary)

Rage Against the Machine-XX (20th Anniversary)

 

ラップメタルの代表的なバンドの第1作。

反体制バンドとしても有名で、かのアメリ同時多発テロが起きた時には、ラジオで全曲放送禁止になったらしい。

また、ここ最近の、アメリカの情勢の影響で、ストリーミング再生数が急上昇しているらしい。

いわゆるメタル的なスピードチューンがあるわけではないが、この独特のグルーヴは癖になる。

曲自体は非常に分かりやすくノリやすい。

歌詞が大事なバンドなので、対訳ついてる方がいいかも。

特に"Killing in the Name"は、この曲を出した当時と、今で、何も変わってないんだな…と考えさせられる。

他の作品にも手を出そうかと思う。

 

Slipknot / Slipknot

Iowa / Slipknot

Slipknot (10th Anniversary Edition) [Explicit]

Slipknot (10th Anniversary Edition) [Explicit]

  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
Iowa

Iowa

  • アーティスト:Slipknot
  • 発売日: 2001/08/28
  • メディア: CD
 

あぁ…俺にはニューメタルが合わないのだろうか。

Kornでも書いたけど、全部同じに聴こえる…

"Iowa"の方が、まだ好きな曲が多いかな…でも後半になると分からなくなってくる。

もうニューメタルに手を出すのはやめておこう…

でもSOADとLinkin ParkEvanescenceは好き!

 

Figure Number Five / Soilwork

Figure Number Five

Figure Number Five

  • アーティスト:Soilwork
  • 発売日: 2003/05/06
  • メディア: CD
 

「鯉の争い奪い合い」で有名なアレが入ってるやつ!

ビョーンのデスヴォイスはカッコいい!

メロデスデスヴォイスとノーマルヴァイスの使い分けをやり始めた、かなり初期のバンドじゃないかな?

サビが分かりやすくて結構好き。

"Rejection Role", "Figure Number Five", Distortion Sleep"が特に記憶に残るかな!

 

以上

ブックオフ巡り

緊急事態宣言も解除されたので、近所のブックオフにCD収集に向かった。

 

Metropolis, Pt. 2: Scenes from a Memory / Dream Theater

Keeper of the Seven Keys Part 2 / Helloween

Korn / Korn

Crack the Skye / Mastodon

Blackwater Park / Opeth

Rage Against the Machine / Rage Against the Machine

Slipknot / Slipknot

Iowa / Slipknot

Figure Number Five / Soilwork

 

 

をゲット。なかなか品揃えいいんじゃないか。

CHRONO CROSS ORIGINAL SOUNDTRACK

 

 

曲数が多いので、曲目は割愛

 

PlayStationのゲーム、"CHRONO CROSS"のサウンドトラック。作曲は光田康典氏。

本ゲームは、前作"CHRONO TRIGGER"と"RADICAL DREAMERS"の続編だけあって、前作までで使われたBGMのアレンジなども収録されている。

また、民族音楽をふんだんに取り入れ、多国籍な仕上がりになっている。

ゲーム自体の評価は賛否両論だけど、音楽に関しては非常に評価が高い。

あと凄いのが、ほぼ内蔵音源だけで作ってるところ。OPとEDと、みとせのりこさんの声以外は内蔵音源だったかなぁ。

ギターの弦を滑る音も聴こえて、強いこだわりを感じる。

癒し系サウンドを求めてる人におすすめ。

 

ディスクごとに好きな3曲を選ぶなら

Disc1は"CHRONO CROSS 〜時の傷痕〜"、"時の草原 ホーム・ワールド"、"夢の岸辺に アナザー・ワールド"

Disc2は"クロノマンティーク"、"運命に囚われし者たち"、"MAGICAL DREAMERS 〜風と星と波と〜"

Disc3は"FATES 〜運命の神〜"、"生命 〜遠い約束〜"、"RADICAL DREAMERS 〜盗めない宝石〜"

どれも、聴くとその場面が思い出される。

このゲームを、リアルタイムでプレイできた世代に生まれて幸運だったなぁ。

DUNE 10th Anniversary Edition

 

DUNE 10th Anniversary Edition

DUNE 10th Anniversary Edition

 

 

  1. Shutting from the sky ★
  2. Voice ★
  3. Taste of love
  4. Entichers
  5. Floods of tears ★
  6. Dune ★
  7. Be destined
  8. 追憶の情景
  9. As if in a dream ★
  10. 失われた眺め
  11. Floods of tears (single version)
  12. 夜想
  13. 予感

(★は好きな曲)

L'Arc~en~Cielがインディーズ時代にリリースした、1stフルアルバム。オリジナル盤は'93年、ボーナストラック(M11〜13)を追加したリマスター盤は'04年発売。

ラルクはインディーズ時代からかなり出来上がってんなぁ〜という印象。

本当はもっと"I'm in Pain"とか入れて、攻撃的なアルバムにするつもりだったらしい。入れて欲しかった…

アルバム"True"以降しか知らない人だと、初期の楽曲を聴くと驚くかも知れない。

今より暗く、耽美的な曲が多いかな?

所謂V系的な曲の雛形となった作品の1つではあると思う…

本人達も最高傑作と語る、幻想的な疾走曲"As if in a dream"、ベスト盤にも収録された、今のラルク好きにも受け入れられそうな"Voice"、

インディーズ時代のシングル曲"Floods of tears"がオススメかな!

SISTER STRAWBERRY / 筋肉少女帯

 

SISTER STRAWBERRY(紙ジャケット仕様)

SISTER STRAWBERRY(紙ジャケット仕様)

 

 

  1. マタンゴ
  2. キノコパワー ★
  3. 夜歩く ★
  4. 日本の米 ★
  5. ララミー
  6. いくじなし ★

(★は好きな曲)

ロックバンド、筋肉少女帯の2ndアルバム。'88年発売。

ピアニストのエディこと三柴氏が正式メンバーだったのはここまでで、今作でもそのピアノの弾きっぷりを堪能できる。

"キノコパワー"のピアノソロと、ギタリスト横関氏のギターソロの応酬は、もう聴いてると笑えてくる。

そもそもキノコパワーってなんなんだ…マジックなマッシュルームのことなのか。

"日本の米"では、曲中でコントやったりしてるし、ホーンが印象に残る"ララミー"は、歌詞の理不尽具合が凄い。

また、"釈迦"や"僕の宗教へようこそ"にも登場する、アンテナ売りシリーズ(?)の大曲"いくじなし"も、物語性があって面白い。

しかし、今作で最も俺が気になったのは、"夜歩く"。

三柴氏のピアノが冴え渡る、タイトル通り夜を思わせる曲だが、歌詞が気になる。

というのも、歌詞の一部がJanne Da Arcの"ファントム"にそっくりなのだ。

そもそも、タイトルからしてって感じなんだが…

具体的に言うと、「女の人の幽霊で私と同じ顔を…」の部分。

この歌詞を、元ネタなしで同じことを考えつけるとは、到底思えない…

確かyasuは、大槻ケンヂのソロ作品にコーラスで参加したことがあった気がするから、筋少のファンだったのかもしれない!そう考えると合点がいく。

まぁそれでなくとも筋少は、庵野秀明監督やら、和月伸宏氏やら、サブカル方面への影響が大きいからなぁ。

次作"猫のテブクロ"以降は、ギタリストに橘高・本城両名が参加して、HR/HM色が強くなっていくが、今作はその過渡期に生み出された名盤。

仏陀L / 筋肉少女帯

 

仏陀L(紙ジャケット仕様)

仏陀L(紙ジャケット仕様)

 

 

  1. モーレツ ア太郎 ★
  2. 釈迦 ★
  3. 福耳の子供 ★
  4. オレンヂ・エビス
  5. 孤島の鬼
  6. サンフランシスコ ★
  7. イタコLOVE 〜ブルーハート〜
  8. ノーマン・ベイツ ★
  9. ペテン師、新月の夜に死す!

 

筋肉少女帯の1stアルバム。

ライブでの定番曲"釈迦"や"サンフランシスコ"が収録され、現在でもしばしば共演している三柴理氏(当時は三柴江戸蔵)が正規メンバーとして在籍していた作品。

エディが正規メンバーなだけあって、かなりピアノがフィーチャーされている。

まだ、現ギタリストの橘高氏は参加していないので、メタル色は薄い。

まずこういうマニアックな音楽を、80年代からやってたっていう事が凄い。

オーケンの歌は今と比べると確かにうまくはないのだけど、一発でオーケンと分かる歌声は癖になる。

BLUE BLOOD / X JAPAN

 

Blue Blood (Bonus CD) (Spec)

Blue Blood (Bonus CD) (Spec)

 

 

  1. PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)
  2. BLUE BLOOD
  3. WEEK END ★
  4. EASY FIGHT RAMBLING ★
  5. X ★
  6. ENDLESS RAIN ★
  7. 紅 ★
  8. XCLAMATION
  9. オルガスム
  10. CELEBRATION
  11. ROSE OF PAIN ★
  12. UNFINISHED ★

(★は好きな曲)

X JAPANの、"X"時代にリリースした2ndアルバム。

前々から、V系という枠を飛び越えて、邦楽史に残る名盤と聞いていたのだけど、その噂に違わない傑作!

マホガニー・ラッシュのカバーで、雄大な"WORLD ANTHEM"から、表題曲で、怒涛のパワーメタル"BLUE BLOOD"への流れ!

X流R&Rの"WEEK END"、メンバーの多くが作曲に携わった"EASY FIGHT RAMBLING"、ライヴでお馴染みの"X"、代表曲の"ENDLESS RAIN", "紅"と、前半から怒涛の名曲ラッシュ。

後半も、パーカッションが印象的なインストゥルメンタル"XCLAMATION"を挟んで、スピードナンバー"オルガスム"、HIDE作曲のノリのいい"CELEBRATION"、大曲"ROSE OF PAIN"、そしてインディーズ時代の未完成曲の完成形"UNFINISHED"で幕を閉じる。

個人的には、X JAPANのアルバムで、一番好きな作品かもしれない。(そもそも4作くらいしかないけど…)

ただ、よく言われてるのはドラムのYOSHIKI色が強い。

他メンバーの曲も聴きたい・バンドとしてのXを聴きたいなら、次作の"Jealousy"の方がいいかも。

俺は原盤購入後に、輸入盤のリマスターを買い直したんだけど、これを聴くと原盤聴けないな。

Jealousyもそうだけど、さすがに30年近く前のアルバムだと、音が小さくて…

VANISHING VISIONDAHLIAもリマスターして欲しいんだけど、難しいかな…