最近聴いたアルバムの感想
Metropolis, Pt. 2: Scenes from a Memory / Dream Theater
以前売りに出してしまったので、再び購入。
うむ、やはり素晴らしい。
"The Spirit Carries On"まで来た時の昂りは堪らんな。
DTは"Octavarium"までは追いかけてたけど、繰り返し聴きたいと思うのは、これと"Images & Words"だけかなぁ…
Keeper of the Seven Keys, Pt. II / Helloween
所謂ジャーマンメタル(パワーメタル?)の名盤と語り継がれる作品。
"Eagle Fly Free"はサビでシンガロングしたくなるな。
他、"You Always Walk Alone", "Rise and Fall", "Dr. Stein", "I Want Out"なんかも好きかな。
ちなみにPt1は聴いてません。
この辺りのメタルのサブジャンルは一時期、ネット上で軽視・蔑視されてた気がするけど、やっぱりいいものはいいよ!
Korn / Korn
ニューメタルのパイオニア的バンドの1st。
う〜ん…俺には合わなかったぁ〜。
嫌いではないんだけど、全部同じ曲に聴こえてきちゃうな…
ベースのバキバキ感と、ギターの変な音出す感は結構好き。
Crack the Skye / Mastodon
これは結構当たりだった!
マストドンはアルバム"Blood Mountain"と、"Blood and Thunder"しか知らないんだけど、今までは雄叫びのような歌い方だったのが、ちゃんと歌ってる!
突進されるようなスピード感のある曲は減ってるけど、これはこれでアリ!
もっと聴き込もうと思う。
Blackwater Park / Opeth
これもメトポリ2と同じく、買い直し。
今になって聴き直すと、完成度やべーわ。
動〜静〜動のパートの移り変わりが堪らん。
また、その静パートのメロウさったらない。
ミカエルの声も素敵。デスヴァイスはディープだし。
あと、なんと言えばいいのか、"The Drapery Falls"の最初の方みたいな、寒々しさを感じるようなギターの音が良い。
他のアルバムも漁ってみようかな!
Rage Against the Machine / Rage Against the Machine
Rage Against the Machine-XX (20th Anniversary)
- アーティスト:Rage Against the Machine
- 発売日: 2012/11/27
- メディア: CD
ラップメタルの代表的なバンドの第1作。
反体制バンドとしても有名で、かのアメリカ同時多発テロが起きた時には、ラジオで全曲放送禁止になったらしい。
また、ここ最近の、アメリカの情勢の影響で、ストリーミング再生数が急上昇しているらしい。
いわゆるメタル的なスピードチューンがあるわけではないが、この独特のグルーヴは癖になる。
曲自体は非常に分かりやすくノリやすい。
歌詞が大事なバンドなので、対訳ついてる方がいいかも。
特に"Killing in the Name"は、この曲を出した当時と、今で、何も変わってないんだな…と考えさせられる。
他の作品にも手を出そうかと思う。
Slipknot / Slipknot
Iowa / Slipknot
あぁ…俺にはニューメタルが合わないのだろうか。
Kornでも書いたけど、全部同じに聴こえる…
"Iowa"の方が、まだ好きな曲が多いかな…でも後半になると分からなくなってくる。
もうニューメタルに手を出すのはやめておこう…
でもSOADとLinkin ParkとEvanescenceは好き!
Figure Number Five / Soilwork
「鯉の争い奪い合い」で有名なアレが入ってるやつ!
ビョーンのデスヴォイスはカッコいい!
メロデスでデスヴォイスとノーマルヴァイスの使い分けをやり始めた、かなり初期のバンドじゃないかな?
サビが分かりやすくて結構好き。
"Rejection Role", "Figure Number Five", Distortion Sleep"が特に記憶に残るかな!
以上
ブックオフ巡り
緊急事態宣言も解除されたので、近所のブックオフにCD収集に向かった。
Metropolis, Pt. 2: Scenes from a Memory / Dream Theater
Keeper of the Seven Keys Part 2 / Helloween
Crack the Skye / Mastodon
Blackwater Park / Opeth
Rage Against the Machine / Rage Against the Machine
Iowa / Slipknot
Figure Number Five / Soilwork
をゲット。なかなか品揃えいいんじゃないか。
CHRONO CROSS ORIGINAL SOUNDTRACK
- アーティスト: ゲーム・ミュージック,みとせのりこ,光田康典
- 出版社/メーカー: デジキューブ
- 発売日: 1999/12/18
- メディア: CD
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曲数が多いので、曲目は割愛
PlayStationのゲーム、"CHRONO CROSS"のサウンドトラック。作曲は光田康典氏。
本ゲームは、前作"CHRONO TRIGGER"と"RADICAL DREAMERS"の続編だけあって、前作までで使われたBGMのアレンジなども収録されている。
また、民族音楽をふんだんに取り入れ、多国籍な仕上がりになっている。
ゲーム自体の評価は賛否両論だけど、音楽に関しては非常に評価が高い。
あと凄いのが、ほぼ内蔵音源だけで作ってるところ。OPとEDと、みとせのりこさんの声以外は内蔵音源だったかなぁ。
ギターの弦を滑る音も聴こえて、強いこだわりを感じる。
癒し系サウンドを求めてる人におすすめ。
ディスクごとに好きな3曲を選ぶなら
Disc1は"CHRONO CROSS 〜時の傷痕〜"、"時の草原 ホーム・ワールド"、"夢の岸辺に アナザー・ワールド"
Disc2は"クロノマンティーク"、"運命に囚われし者たち"、"MAGICAL DREAMERS 〜風と星と波と〜"
Disc3は"FATES 〜運命の神〜"、"生命 〜遠い約束〜"、"RADICAL DREAMERS 〜盗めない宝石〜"
どれも、聴くとその場面が思い出される。
このゲームを、リアルタイムでプレイできた世代に生まれて幸運だったなぁ。
DUNE 10th Anniversary Edition
- アーティスト: L’Arc~en~Ciel
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2004/04/21
- メディア: CD
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- Shutting from the sky ★
- Voice ★
- Taste of love
- Entichers
- Floods of tears ★
- Dune ★
- Be destined
- 追憶の情景
- As if in a dream ★
- 失われた眺め
- Floods of tears (single version)
- 夜想花
- 予感
(★は好きな曲)
L'Arc~en~Cielがインディーズ時代にリリースした、1stフルアルバム。オリジナル盤は'93年、ボーナストラック(M11〜13)を追加したリマスター盤は'04年発売。
ラルクはインディーズ時代からかなり出来上がってんなぁ〜という印象。
本当はもっと"I'm in Pain"とか入れて、攻撃的なアルバムにするつもりだったらしい。入れて欲しかった…
アルバム"True"以降しか知らない人だと、初期の楽曲を聴くと驚くかも知れない。
今より暗く、耽美的な曲が多いかな?
所謂V系的な曲の雛形となった作品の1つではあると思う…
本人達も最高傑作と語る、幻想的な疾走曲"As if in a dream"、ベスト盤にも収録された、今のラルク好きにも受け入れられそうな"Voice"、
インディーズ時代のシングル曲"Floods of tears"がオススメかな!
SISTER STRAWBERRY / 筋肉少女帯
- マタンゴ ★
- キノコパワー ★
- 夜歩く ★
- 日本の米 ★
- ララミー
- いくじなし ★
(★は好きな曲)
ロックバンド、筋肉少女帯の2ndアルバム。'88年発売。
ピアニストのエディこと三柴氏が正式メンバーだったのはここまでで、今作でもそのピアノの弾きっぷりを堪能できる。
"キノコパワー"のピアノソロと、ギタリスト横関氏のギターソロの応酬は、もう聴いてると笑えてくる。
そもそもキノコパワーってなんなんだ…マジックなマッシュルームのことなのか。
"日本の米"では、曲中でコントやったりしてるし、ホーンが印象に残る"ララミー"は、歌詞の理不尽具合が凄い。
また、"釈迦"や"僕の宗教へようこそ"にも登場する、アンテナ売りシリーズ(?)の大曲"いくじなし"も、物語性があって面白い。
しかし、今作で最も俺が気になったのは、"夜歩く"。
三柴氏のピアノが冴え渡る、タイトル通り夜を思わせる曲だが、歌詞が気になる。
というのも、歌詞の一部がJanne Da Arcの"ファントム"にそっくりなのだ。
そもそも、タイトルからしてって感じなんだが…
具体的に言うと、「女の人の幽霊で私と同じ顔を…」の部分。
この歌詞を、元ネタなしで同じことを考えつけるとは、到底思えない…
確かyasuは、大槻ケンヂのソロ作品にコーラスで参加したことがあった気がするから、筋少のファンだったのかもしれない!そう考えると合点がいく。
まぁそれでなくとも筋少は、庵野秀明監督やら、和月伸宏氏やら、サブカル方面への影響が大きいからなぁ。
次作"猫のテブクロ"以降は、ギタリストに橘高・本城両名が参加して、HR/HM色が強くなっていくが、今作はその過渡期に生み出された名盤。
仏陀L / 筋肉少女帯
- モーレツ ア太郎 ★
- 釈迦 ★
- 福耳の子供 ★
- オレンヂ・エビス
- 孤島の鬼
- サンフランシスコ ★
- イタコLOVE 〜ブルーハート〜
- ノーマン・ベイツ ★
- ペテン師、新月の夜に死す!
筋肉少女帯の1stアルバム。
ライブでの定番曲"釈迦"や"サンフランシスコ"が収録され、現在でもしばしば共演している三柴理氏(当時は三柴江戸蔵)が正規メンバーとして在籍していた作品。
エディが正規メンバーなだけあって、かなりピアノがフィーチャーされている。
まだ、現ギタリストの橘高氏は参加していないので、メタル色は薄い。
まずこういうマニアックな音楽を、80年代からやってたっていう事が凄い。
BLUE BLOOD / X JAPAN
- アーティスト: X Japan
- 出版社/メーカー: Sony/Bmg Int'l
- 発売日: 2008/07/22
- メディア: CD
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- PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)
- BLUE BLOOD ★
- WEEK END ★
- EASY FIGHT RAMBLING ★
- X ★
- ENDLESS RAIN ★
- 紅 ★
- XCLAMATION
- オルガスム
- CELEBRATION
- ROSE OF PAIN ★
- UNFINISHED ★
(★は好きな曲)
X JAPANの、"X"時代にリリースした2ndアルバム。
前々から、V系という枠を飛び越えて、邦楽史に残る名盤と聞いていたのだけど、その噂に違わない傑作!
マホガニー・ラッシュのカバーで、雄大な"WORLD ANTHEM"から、表題曲で、怒涛のパワーメタル"BLUE BLOOD"への流れ!
X流R&Rの"WEEK END"、メンバーの多くが作曲に携わった"EASY FIGHT RAMBLING"、ライヴでお馴染みの"X"、代表曲の"ENDLESS RAIN", "紅"と、前半から怒涛の名曲ラッシュ。
後半も、パーカッションが印象的なインストゥルメンタル"XCLAMATION"を挟んで、スピードナンバー"オルガスム"、HIDE作曲のノリのいい"CELEBRATION"、大曲"ROSE OF PAIN"、そしてインディーズ時代の未完成曲の完成形"UNFINISHED"で幕を閉じる。
個人的には、X JAPANのアルバムで、一番好きな作品かもしれない。(そもそも4作くらいしかないけど…)
ただ、よく言われてるのはドラムのYOSHIKI色が強い。
他メンバーの曲も聴きたい・バンドとしてのXを聴きたいなら、次作の"Jealousy"の方がいいかも。
俺は原盤購入後に、輸入盤のリマスターを買い直したんだけど、これを聴くと原盤聴けないな。
Jealousyもそうだけど、さすがに30年近く前のアルバムだと、音が小さくて…
VANISHING VISIONとDAHLIAもリマスターして欲しいんだけど、難しいかな…