エアにに / 長谷川白紙
- あなただけ
- o(__*)
- 怖いところ
- 砂漠で
- 風邪山羊
- 蕊のパーティ
- 悪魔
- いつくしい日々
- 山が見える
- ニュートラル
長谷川白紙の1stアルバム。2019年発売。
テクノやジャズ、プログレなど詰め込んだアバンギャルドな音楽なんだけど、どこかポップな歌メロが特徴な楽曲。
…なんだけど、俺にはどうもよく分からなかった。まず声質が苦手で…機械っぽいというか。
曲もそうなんだけど、無機質な感じがするんだよなぁ。
最初にMeshuggahを聴いた時も思ったんだけど、メカニカルすぎるとダメなのかもしれない。
何回か聴いてみたんだけど好きになれんかった!強いて言うなら1曲目の『あなただけ』はまぁまぁ好きかな。
音の洪水と不思議な曲展開を聴きたい方は是非。
I Disagree / Poppy
- Concrete
- I Disagree
- Bloodmoney
- Anything Like Me
- Fill the Crown
- Nothing I Need
- Sit / Stay
- Bite Your Teeth
- Sick of the Sun
- Don't Go Outside
アメリカの歌手/YouTuber、ポピーの3rdフルアルバム。2020年発売。
YouTubeで動画をupしながら音楽活動もしているらしい。
本作以外は全く聴いたことがないけど、以前よりもメタル要素が強くなっているらしい。
全体的にインダストリアルメタル色が強い。特に『Anything Like Me』なんかは、Marilyn Mansonからの影響を感じる。
とはいえメタル一色ではなく『Nothing I Need』のような、全編通してエレクトロポップな楽曲もある。
可愛らしいヴォーカルスタイルに、ゴリゴリのメタルというと思い浮かぶのはBABYMETALだけど、アメリカ版カワイイメタルという印象。
普段メタルを聴かない人でも、割と聴きやすいと思う。
ただ、多分この人はメタルだけに留まっている感じではなさそうなので、こういう作風は今作だけなんだろうなぁ。
STRAY SHEEP / 米津玄師
- カムパネルラ ★
- Flamingo ★
- 感電 ★
- PLACEBO+野田洋次郎
- パプリカ ★
- 馬と鹿 ★
- 優しい人
- Lemon ★
- まちがいさがし ★
- ひまわり
- 迷える羊
- Décolleté
- TEENAGE RIOT ★
- 海の幽霊 ★
- カナリヤ ★
米津玄師の5thアルバム。2020年作。
前作『BOOTLEG』以降のシングルやタイアップ曲、提供した楽曲のセルフカバーが多くて、半ばベストアルバムのような豪華さ。
同世代のミュージシャンの中では実力・セールス面も含めて圧倒的なのではないかな…と思う。
このアルバム、150万枚以上売れてるんですね。ここ最近の作品ではミリオンヒットなんて珍しいね。
シリアスな空気の『カムパネルラ』から、ベースと、独特の歌い回しが特徴的なシングル曲『Flamingo』と続き、ホーンセクションがお洒落感を漂わせる、ドラマ主題歌の『感電』と、頭から怒涛の流れ。
この人のアルバムは、どことなく音に緊張感があるような気がする。それが、緩まずに聴ける所以なのかも。
アルバム曲だと、最後の『カナリヤ』が一番好きかな。
個人的には(世間的にも?)2020年のベストアルバムだな!
Appetite for Destruction / Guns N' Roses
- Welcome to the Jungle ★
- It's So Easy
- Nightrain ★
- Out ta Get Me
- Mr. Brownstone
- Paradise City ★
- My Michelle
- Think About You ★
- Sweet Child o' Mine ★
- You're Crazy
- Anything Goes
- Rocket Queen ★
ハードロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズの1stアルバム。1987年作。
ロック好きには言わずと知れた大名盤ですが、今までまともに聴いたことありませんでした。
『Welcome to the Jungle』だけは、YouTubeでMV観てたんだけどね…
大体名盤ランキングをやると上位50〜100位以内に入ってくる作品。これがデビュー作というのも凄い。
作風としては、どこかセクシーで危なげな雰囲気が漂うロック。ギラギラしつつも、カラッとしたギターリフが良い感じ。
特に『Sweet Child o' Mine』のリフは、子供の頃を思い返してキュンとしますね。
メタルではないので、早弾きピロピロ〜、とかバスドラムドコドコ〜っていうのはあまりない。曲のスピードもメタルほどではないので、メタル耳で聴くと痛い目を見る。(過去に見た)
多分系統的にはAerosmithとかが好きな人に勧められると思う。ギラギラした、セクシーなハードロック的な。
本作の4年後にはNirvanaが『Nevermind』をヒットさせ、こういったハードロックシーンは衰退していってしまうので、その直前の、最後のヒット作かもしれない。
風街ろまん / はっぴいえんど
- 抱きしめたい
- 空いろのくれよん ★
- 風をあつめて ★
- 暗闇坂むささび変化
- はいからはくち
- はいから・びゅーちふる
- 夏なんです
- 花いちもんめ
- あしたてんきになあれ
- 颱風 ★
- 春らんまん
- 愛餓を
フォーク/ロックバンド、はっぴいえんどの2ndアルバム。1971年発売。
たびたび、ロックに日本語を持ち込んだレジェンド的存在というのは聞いていたけど、まずメンバーが凄い。
曲調としては、現代のロックを想像すると、まず間違いなく肩透かしを喰らう。
フォーク寄りのロック…っていうのが正しいのか分からないけど。
今存在しているバンドで言うと、スピッツとかくるりとかが、影響受けてるんだろうなぁ〜というのが感じられる音楽性…というか、はっぴいえんどのトリビュート盤に、両バンドとも参加してるんだね。
曲調と、松本隆氏の「〜なんです」「〜です」と言う歌詞も相まって、柔らかな空気が漂うアルバム。
「ヨーデル」を想起させる『空いろのくれよん』や、カントリーっぽい『暗闇坂むささび変化』、今作中最もハードな『颱風』など、結構バラエティに飛んでるなぁと思う。
それでいて、『はいから・びゅーちふる』や『颱風』の後半や『愛餓を』みたいな遊び心のある曲もあって飽きさせない。
『風をあつめて』が一番人気なのは間違いないと思うけど、どこのレビューサイトを見ても、『颱風』について書いてるサイトがないんだよなぁ。
俺は結構この曲好きなんだけどな。
まず、大瀧氏はこんな声も出せるんだなぁと言うことに驚いた。あとは、だんだん楽器の音が増えていくのが好き。あとベースの音がデカくて好き。
とにかく、先述したスピッツやくるりなどが、はっぴいえんどから受けた影響が多大であることは、今作を聴けば容易に分かる名盤!
GAME / Perfume
- ポリリズム ★
- plastic smile
- GAME
- Baby cruising Love ★
- チョコレイト・ディスコ ★
- マカロニ ★
- セラミックガール
- Take me Take me ★
- シークレットシークレット
- Butterfly
- Twinkle Snow Powdery Snow
- Puppy love ★
最近、ちょっとV系やメタルを離れて、色々違うジャンルの音楽を聴いてました。
最近、激しい音楽を聴くと疲れてしまって…(おじさん)
「邦楽 名盤」とかでググって引っ掛かった作品を色々探し回って、まずはこの作品。
テクノポップユニット・Perfumeの1stフルアルバム。’08年作。
テクノってAphex TwinとSquarepusherくらいしか知らないんだけど、とっても聴きやすい。
まぁ2021年現在では、もうPerfumeは一般的知名度も高いので、今更聴きやすいとか言われてもって感じだけど…
彼女達のブレイクのきっかけになった"ポリリズム"や"チョコレイト・ディスコ"などノリノリな曲、"Baby cruising Love"や"マカロニ"みたいなメロディアスな曲も好きですが
個人的には"Take me Take me"がかなり気になった。
とてもアンビエントっぽいというか、エレクトロニカっぽい!昔、I Am Robot and Proudとかaus聴いてたから、自然に聴けた。
歌物を求めている人にはあんまりピンとこないかも知れないけど、この曲の存在だけで、本作の個人的評価は鰻登りです。
プロデューサーの中田ヤスタカ氏の手腕なんやろなぁ。勿論、それに応えられる彼女達も凄いと思う。
こういった、日本のロック/ポップスをみすみす聴き逃してきたので、これから聴いていこう…
Hate Crew Deathroll / Children of Bodom
- Needled 24/7 ★
- Sixpounder ★
- Chokehold (Cocked 'n' Loaded) ★
- Bodom Beach Terror
- Angel's Don't Kill
- Triple Corpse Hammerblow
- You're Better Off Dead
- Lil' Bloodred Ridin' Hood
- Hate Crew Deathroll ★
アレキシ・ライホ氏が亡くなりましたね。
チルドレン・オブ・ボドムと言えば、メタルシーンでもレジェンドと言われてもおかしくない大御所、特にメロディックデスメタルというジャンルの基礎を作ったようなバンドで、俺も"Hatebreeder"、"Hate Crew Deathroll"、"Are You Dead Yet?"は過去に聴いたことがあります。
特に今回紹介する、2003年に発売された"Hate Crew Deathroll"は名盤として語られることも多い作品。
今作は、"Hatebreeder"の頃ほどキーボードがフィーチャーされていなく(それでも結構入ってますが)、ギターメインな印象。
あと、デスボイスだけじゃなくて、結構歌ってて、シンガロングできそうなところも多くある。
"Needled 24/7"は、イントロを聴いた瞬間にガッツポーズしたくなるほど、最初から名曲の匂いがプンプンする。
またそこから"Sixpounder"への流れがかっこいいんだよなぁ…
とにかく、メロデス好きを自称するなら必ず聴いておくべき名盤。
チルボドが解散して、新バンドでさぁこれから!という矢先に…
RIP Alexi