BELOVED / GLAY
- GROOVY TOUR ★
- Lovers change fighters, cool ★
- BELOVED ★
- SHUTTER SPEEDSのテーマ ★
- Fairy Story ★
- カナリヤ ★
- HIT THE WORLD CHART!
- a Boy ~ずっと忘れない~
- 春を愛する人 ★
- カーテンコール ★
- 都忘れ ★
- RHAPSODY ★
ロックバンドGLAYの4thアルバム。'96年発売。
シングル"Yes, Summerdays"がヒットして乗りに乗っていたGLAYは、96年に2枚のフルアルバムを発売するという破竹の勢いだった。
97年にはベストアルバム"REVIEW"も大ヒットして、同時期に活躍したラルクと合わせて、クラスではGLAY派ラルク派で分かれていた記憶がある。
なお当時、俺はGLAY派であった。当時の俺はGLAYの曲の方が親しみやすかった。
それはともかくこの"BELOVED"だけど、GLAYのPOPな面を前面に押し出した、GLAY初心者にもとっつきやすい傑作だと思う。
スピードチューンあり、バラードあり、ヒット曲あり、ライヴ受けする曲ありで、隙のない作品だと思う。
ヒット曲の多さでいうと、"HEAVY GAUGE"の方がシングル曲多いけど、あちらは本作に比べて、少し暗い印象を受ける。あちらはあちらで名作だと思う。
とにかくTAKUROさんの作る曲は親しみやすく覚えやすい曲が多い！
個人的には"HIT THE WORLD CHART!"だけはあまりピンとこなかったけど、それ以外の曲は今でもサビが思い出せるくらい、印象が深い。
GLAYのハードな曲を求めている人にはアレだけど、人を選ばず聴ける良い作品だと思う。
人にGLAYのアルバムをお勧めするなら、ベストアルバム以外なら、迷いなくこの作品を勧めるかな。
好きな曲は
- 都忘れ
- 春を愛する人
- カーテンコール
終盤の3曲が特に好きだな！
BOOTLEG / 米津玄師
- 飛燕 ★
- LOSER ★
- ピースサイン ★
- 砂の惑星 (+初音ミク)
- orion ★
- かいじゅうのマーチ
- Moonlight
- 春雷 ★
- fogbound (+池田エライザ)
- ナンバーナイン
- 爱丽丝
- Nighthawks
- 打上花火 ★
- 灰色と青 (+菅田将暉) ★
(★は好きな曲)
今一番注目されていると言っても過言ではないミュージシャン・米津玄師の4thアルバム。2017年作。
以前感想を書いた星野源もそうだったんだけど、聴かず嫌いをしていた。
「流行りの音楽なんて、ケッ！」という誰でも通りすぎるんじゃないかなぁ…という時期が、つい最近まであったのだ。
(そのくせ、ラルクやグレイやミスチルは聴いているという矛盾があるのだけど…)
いやーもっと早く聴くべきだった。
俺が米津玄師を、初めて米津玄師として認識して聴いたのは"orion"がラジオで流れた時だったんだけど、その時から「おっ」と思うものはあったのに、前述の「流行りの音楽バスター」が働いて、頭から除外していた。
で、ここ最近の"Lemon"ブームで遅れ馳せながらハマったわけだ。
米津玄師もそうだけど、2018年は久しぶりに、いいなと思えるミュージシャンが多くいた。
まだあいみょんはアルバム聴いたりはしてないけど…
話が逸れたので、アルバムの感想。
タイトル通り、疾走感漂うギターリフが印象的な"飛燕"
車のCMでサビは聴き慣れていたけど、サビ以外でラップ調だったりな"LOSER"
アニメ主題歌で、スピードPOPな"ピースサイン"
これまたアニメ主題歌で、煌めく星が見えそうな"orion"
DAOKOとのコラボ曲のセルフカバー"打上花火"
そしてこちらも、今一番注目されているであろう俳優・菅田将暉とのデュオ"灰色と青"
と、初米津玄師の俺でも取っつきやすい曲が多かった。
先に挙げた楽曲は勿論だけど、一番作中で意外だったのが"Moonlight"
こういう曲も作るんだなって、感心というか、凄いと思った。
POPでもダンサブルでもバラードでもない、明るくもない、人によっては飛ばしてしまいそうな曲だけど、パンチの強い曲が多いアルバムだからこそ、こういう曲が必要だと思う。
あとこの曲が前にあるから、次の"春雷"がより明るく聴こえる。
全体的に高品質な作品だと思う！
次のアルバムも楽しみに待とう。
中々順番をつけるのは難しいけど、好きな曲3曲選ぶなら
- 灰色と青
- orion
- 春雷
次点で飛燕かな…って、あんだけ褒めておいてMoonlight入ってないっていうね…
LUNA SEA / LUNA SEA
- FATE ★
- TIME IS DEAD ★
- SANDY TIME
- BRANCH ROAD
- SHADE ★
- BLUE TRANSPARENCY 限りなく 透明に 近い ブルー ★
- THE SLAIN
- CHESS ★
- MOON
- PRECIOUS… ★
(★は好きな曲)
再始動したLUNA SEAの、1stアルバムのセルフカバー。'11年作。
元の1stももちろん聴いたことあるけど、インディーズ時代だけあって、音質が…という感じだったので、セルフカバーは嬉しかった。
あと、俺は最初の活動休止後("SHINE"以降かな？)から知ったから、後期のRYUICHIの声の方が違和感なく聴ける。
曲のスピードを落として重厚感を増した感じ。
基本的には原曲に忠実だけど、"MOON"は、2ndアルバム"IMAGE"で収録されたバージョン準拠。
"PRECIOUS…"は、ライヴ盤"NEVER SOLD OUT"と、ベスト盤の"PERIOD"収録版と合わせて4つ目のバージョンなので、聴き比べてみるのも面白いかも。
円熟味を増したLUNA SEAの良いところが詰まった、良セルフカバーアルバムだと思う。
D・N・A / Janne Da Arc
- Deja-vu
- Vanity ★
- ファントム
- EDEN 〜君がいない〜 ★
- child vision 〜絵本の中の綺麗な魔女〜
- Stranger ★
- 桜 ★
- Lunatic Gate ★
- Junky Walker
- RED ZONE (Album Mix) ★
- ring ★
- Heaven's Place ★
(★は好きな曲)
"月光花"でブレイクして注目されていたが、数年後活動休止、各々ソロ活動に移行…
今でも再開を待ちわびてるけど、もう絶望的なんだろうなぁ…
後期の曲はポップ寄りな曲が多かったけど、初期はいかにもV系！っていう感じのダークな曲が多い。"child vision"は正に。
そんな中、"桜"や"ring"のような、シングルで出しても売れそうな曲があったりと、メンバー殆どが作曲できるだけあって、曲が多種にわたる。
シングル曲以外だと前述の"桜"、"ring"や、"Stranger"が好きかなぁ。
初めてジャンヌを聴く人にはアクが強いかな？とは言っても、基本的には聴きやすい曲が多い。
POP VIRUS / 星野源
- Pop Virus ★
- 恋 ★
- Get a Feel
- 肌
- Pair Dancer
- Present
- Dead Leaf
- KIDS
- Continues
- サピエンス ★
- アイデア ★
- Family Song ★
- Nothing
- Hello Song ★
(★は好きな曲)
元SAKEROCKのメンバーで、現在はソロシンガー、俳優、エッセイストなどマルチに活躍する星野源の最新アルバム。2018年作。
SAKEROCKは名前しか知らず、星野源ソロも"恋"や"ドラえもんのうた"、"SUN"くらいしか知らない星野源素人なんだけど、勝手なイメージで"恋"みたいなポップな曲ばっかりなんだろうと思ってた。
が、全然イメージと違った！良い意味で裏切られた。
勿論ポップでキャッチーな曲なんだけど、在りし日の洋楽を思い起こすような、リズムやグルーヴ感を想起させる。
別に悪い意味じゃなくて、中田裕二のソロに何となく似てる。明るい中田裕二って感じ。
アルバム曲だと、"Pop Virus"、"Get a Feel"、"サピエンス"、"Hello Song"が好きかな。
とても久し振りに新譜というものを購入したけど、買ってよかった！
Lhasa / La'cryma Christi
- 未来航路 *Album Mix ★
- 月の瞼 ★
- With-you *Album Mix ★
- SHY
- Lhasa ★
- Green ★
- PSYCHO STALKER
- Frozen Spring
- 鳥になる日
- Zambara ★
(★は好きな曲)
ヴィジュアル系四天王の一角、La'cryma Christiの2ndアルバム。
前半5曲は"yours"と題して、シングル2曲のほか、ラクリマを知らない人でも聴きやすい作風。
後半5曲は"ours"と題し、よりラクリマのマニアックな音楽性を追求している。
特に"Zambara"の曲展開とか、プログレっぽさを多分に感じる。
かと思えば、"月の瞼"みたいなストレートなロックもあるし、"Lhasa"や、"鳥になる日"みたいな壮大なバラードもある。
ラクリマをちゃんと聴いたのは、次作"magic theatre"までだけど、1st〜3rdの3作と、ミニアルバムはどれもおススメ。
SHINE / LUNA SEA
- Time Has Come
- STORM ★
- NO PAIN
- SHINE ★
- I for You ★
- Unlikelihood
- ANOTHER ★
- MILLENNIUM ★
- BROKEN
- VELVET
- Love Me ★
- BREATHE ★
- UP TO YOU ★
(★は好きな曲)
LUNA SEAの最初の活動再開後初のアルバムで、通算6枚目のアルバム。'98年作。
RYUICHIの声質の変化と、キラキラした曲が多くて、当時も賛否あったらしい。
俺は声質は気にならないんだけど、冗長な曲が多いなぁという印象。
収録時間も、スタジオアルバムでは最長なのかな？"A WILL"は聴いてないので分からないんだけど…
ヒット曲も入ってるし、好きな曲は多いんだけど、途中でお腹いっぱいになるかな…
アルバム曲だと"MILLENNIUM", "Love Me", "UP TO YOU"がお気に入りかな。
